ASTROLOGY Your bridge to the stars Christopher Harwood

ASTROLOGY Your bridge to the stars Christopher Harwood Official Website

ARTICLES

 雨が降るとブルーストーンの表面から血が流れ落ちるように赤さびが生じ、石全体、赤味がかった色に変色することから、この石には鉄分が含まれると考えられます。一方、ストーンヘンジ近辺の地層は石灰石とチョークからできていて、磁気は帯びていません。この巨大な石柱をわざわざ遠路はるばる運んで来た目的は、石に含まれる鉄分が磁気に反応しやすく伝導性を持つからなのか。もしそうだとしたら、何らかの指示に基づいてここに建てられたのでしょうか。

英南端サセックス州のシーフォード・ヘッド、ゴルフコースにあるVORエアー・ビーコン。

 考えうる答えとして、この巨石群(ストーン・サークル)が、地球と未知の宇宙生命体とのコミュニケーション、交信機器であったのでは、ということ。つまり巨石群(ストーン・サークル)が何らかの道標的な役割を果たしていたのではと思うのです。近代社会には数多くのこういった装置があります。例えば航空機の位置確認のための信号機(エアー・ビーコン)がその一つです。エアー・ビーコンは各地、空港近くの草原地帯に見られます。
英南端、サセックス州のシーフォード・ヘッド、ゴルフ・コースにある、VROビーコンがよい例でしょう。このビーコンですが、高さは4メートル、直径は15メートル。中心の塔を取り巻くように数多くのデイスクが取りつけられ、遠くからは空飛ぶ円盤のように見えます。

 ストーンヘンジの構造もエアー・ビーコンと似ていて、中心の祭壇のような大きな柱を、円形に取り囲むように石柱が建ち並んでいます。この地域でミステリー・サークルが生じる頻度を考えると、やはり巨石群(ストーン。サークル)とミステリー・サークルには何らかのつながりがあるように思えます。宇宙からのメッセージがストーンヘンジに送られ、そこを中継地点として、そのメッセージが周辺に伝達される、あるいは宇宙に返信される。つまりストーンヘンジは、宇宙から地球に向けてのメッセージを変換するアンプのような役割を担うのでは、と私は考えます。

 ランド・ゾーデイアックは、占星学という言語を通してのメッセージ。占星学を読み解くことのできる人達に向けての発信ということになるでしょう。そしてこの地球と地上の人間は鎖国状態で孤立して生きているのでなく、太陽、月、太陽系の惑星、はるかかなたの数々の星も含め、宇宙の何らかの力に導かれて存在すると思います。一方、ランド・ゾーデイアックは、数学的言語を通してのメッセージと言えるでしょうか。実際、いくつかのものは数学的に精密な幾何学模様を描き、コンピューターで描き出したような完璧さです。

 こういったメッセージは地球外の遠くの星のグループから来ると考える人もいます。中でも牛飼い座の一等星であるアークトウルス(大角座)、そしてプレアデス(おうし座にある星団)、この二つがよく取り上げられます。いろいろな考察が寄せられますが、思うに、地球は新たな局面に突入して、異常気象、天変地異など激動の時期を迎えようとしている。それに対して地球外の生命体、宇宙の聖なる力が働きかけて、調停に入ろうとしているのではないか、とも考えられます。

To English