この研究セミナーは、占星学の基礎知識をお持ちの方を対象にしたものです。
私達が占星学の勉強を深めようとする時、占星学教則本とホロスコープだけ、にらめっこしているとどうしても壁に当たりがち。
そんな時に。惑星の神々と神話の世界を照らし合わせてみたら。おとぎ話と重ねてみたら。さらに絵画や音楽、その作家、その時代背景と合わせてみたら。万華鏡のようにホロスコープの図柄が変化して、奥行や立体感がでてきます。ホロスコープが意味を持った有機的なものになって私達に語りかけてくるのです。
「金星は愛情と金運の星と言われるのは何故?」こういった疑問に自分なりの見解が生れる。そこが私のオリジナルな占星学観を創り上げていくスタート地点。
神話やおとぎ話を通して、豊かな占星学の世界に入っていきましょう。
過去のオンラインセミナー【ユキコ・ハーウッド】
2015年ファウンデーションコースより
1. 惑星のサイクル、日食月食のメカニズム、月の昇降点
2. 外惑星のトランジット、木星土星カイロン
3. 土星外惑星のトランジット、天王星海王星冥王星
4. プログレッション
5. パートナーシップ:シナストリー
6. パートナーシップ:コンポジット
7. ホロスコープの総合判断:人生のサイクル
8. ホロスコープの総合判断:パートナーシップ
2016年2017年研究コースより
1. 金星:エデンの園にいたる道
金星は幸運の星と言われつつも、実際には金星のある星座ハウスに関して、多くの人が苦しみを味わいがち。ホロスコープの金星を手がかりに内なる充足感を探ります。
2. 家系の糸:先祖の遺産
不思議なことに本人からさかのぼって親、祖父母とホロスコープを見比べると、星座やアスペクトなど多くの共通項が浮かび上がってきます。先祖から引き継ぐ未解消の問題に光を当てて、自分の人生を生きることを考えます。
3. 12室の星:救世主と殉教者
12室のキーワードは「隠された敵、隠遁、刑務所、病院」。で、不運の元凶のように言われますが、実際には多くの著名人が12室に太陽を持つのは何故?今回は12室に込められた課題を深く掘り下げます。
4. 天秤座の木星
2016年9月、木星は乙女座から天秤座へ移行。一般に幸運を運ぶ星と解釈されますが、「幸運」の定義とは?そしてその公転周期、12年ごとによみがえる、心の押入れに眠っていた夢の具現化について考えることが、今回のテーマ。
5. パートナーシップ:ホロスコープの力関係
二人の人間が関わり合うことによって必ずと言っていいほど、そこに力関係が生じます。健全なパートナーシップを生み出すための、内なる気づきと、二人の人間に与えられた成長の課題について考察。
6. 活動宮のTスクエア:突破口
2017年、牡羊座の天王星と、天秤座の木星と、山羊座の冥王星はTスクエアを形成。
社会そして個人に生じる緊張と、突破口を開く糸口、個人に与えられた成長のチャンスを探ります。
7. ミッドライフクライシス
天王星と土星のハーフリターン、さらにネプチューン・ネプチューン・スクエアがやってくる40才前後の転機。人生のレールを敷き直し、新境地を開く糸口を考えます。
8. 2020年山羊座での土星冥王星コンジャンクション:がれきの砂金
2020年に訪れる山羊座での土星と笑み王政のコンジャンクション。歴史をふり返りながら、世界はどこへ向かおうとしているのか。個人は何を指針として未来の青写真を描けばいいのか、洞察を深めましょう。
9. アスペクト:神々のコンタクト
一般にグランドタラインは幸運で、Tスクエアは不運と言われますが、その見解の出所は?
人間関係で好き嫌いが生じるように、惑星の神様の得手不得手が。アスペクトの解釈について掘り下げます。
10. 山羊座の土星
2017年12月に土星は山羊座入り。本来、山羊座の支配星である土星。
我が家に還った「時の神クロノス」は、私達に何を求めてくるのか。集合的、個人的なテーマについて考えます。
11. 海王星:ビジョンと夢
海王星は夢と芸術の星と言われ、ロマンチックに捉えられていますが、実際 には、夢が幻滅に変わり苦い思いをすることが。
海王星と関わる内惑星はどのように純粋な夢を具現化すれば良いのか、考えましょう。
12. ホロスコープの上半球と下半球:昼と夜の世界
一般に、ホロスコープの上半球に天体の多い人は社会生活を、下半球に多い人はプライベートを優先すると言われますが、ホント?
昼と夜の世界は互いを反映します。昼と夜の領域にいる神様が、どのようにその願いを結実させるか、が今回のテーマ。